2010年9月アーカイブ

3.中粒種はカリフォルニア州が作付け面積(48・9%)、生産量(61・7%)ともにトップ。


シェア6割を誇る生産量から、こちらは"中粒種のカリフォルニア"と位置づけることができる。


4.カリフォルニア州の単収が、中粒種、長粒種とも南部諸州より図抜けて多い(中粒種は単収2位のアーカンサス州の40%増、3位のテキサス州の72%増。長粒種は2位のテキサス州の35%増、3位のミシシッピ州の38%増)。


その理由は主として、カリフォルニアの肥沃な土壌と乾燥気候、および品種のせいだとみられます。


単収の多さが、生産量シェア6割を達成している理由でもあるのです。


次に農家数と栽培規模などについて、日本と比較しながら、特徴的な点を挙げてみましょう。


・アメリカのコメ農家の平均耕作面積は112・8ヘクタール(28ニエーカー)で、現在の日本の平均である0.6ヘクタールの188倍になる。


これは、日米間のコメ事情をみるとき、絶対的な差として留意すべき点でしょう。



アメリカのコメ農業の現状を、まずは生産面からみてみましょう。


アメリカでは、カリフォルニア米と呼ばれる中粒種(ジャポニカ系)のほか、長粒種(インディカ種)、それと少しの短粒種(ジャポニカ種)が作られています。


ただし、日本のように全国で作られているのではありません。


西海岸のカリフォルニア州と、南部のアーカンサス、ルイジアナ、ミシシッピ、テキサス、ミズーリの計6州で作られているのです。


では、どの州で、何がどの程度作られているのかを、まず見てみることにしましょう。


州ごとの粒種別作付け面積と生産量の年次変化を示したものがあります。


これからアメリカのコメ作りについて、次のような特徴が分かるのです。


1.長粒種はアーカンサス州が作付け面積(全体の51・8%)、生産量(52・2%)ともに全体の半分以上を占め、断然トップである。


2.長粒種を南部対カリフォルニア州(西海岸)でみると、南部が99%以上を占め、南部のコメ、イコール長粒種をはっきり性格づけている。



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